聞えた

5th Full Album

Track

  1. きみのマンガ
  2. わたしをみつけて
  3. ななし
  4. シェア
  5. スクラップ
  6. 水の中
  7. 愛された日々
  8. 退屈な夢
  9. グリード
  10. ガール

MUSIC VIDEO

SELF LINER NOTES

聞こえた瞬間に音は消えはじめて、また次の音が鳴りだす。
瞬間を連続させる。
意味よりも、もっと美しいものを見ようとする。
音楽は君や僕と同じだ。
たくさんの瞬間をこのアルバムと過ごしたらきっと楽しいと思う。
宮本英一(Vo&Gt)

1. きみのマンガ

さわおさんのアイディアが入って、はじめよりもっとかっこよくなった曲。現実は疑わしい。まだ夢から覚めてない。あのマンガで会おう。

2. わたしをみつけて

スカッとする曲でライブもすごく楽しい。人は場所や物に記憶を残してしまうので誰かを忘れるのには苦労する。見つけたくなんかないんだけど見つけちゃう。

3. ななし

前回のアルバムが出てからすぐ出来た曲。自分の感情に、ずいっと近づいてみるとまだ名前の付いてないものがある。安易にカテゴリーに当てはめたらぼやけてしまう気がする。

4. シェア

フュージョンみたいになるかなーとか思ってたけど全然ならなかった曲。結果かっこよければ良し。右手上げ左手胸右足曲げ体伸ばす。

5. スクラップ

作ってるうちにアニメのエンディング曲みたいだなとメンバーが言っていた。言われてみたらそうだなと。自暴自棄な甘えん坊。

6. 水の中

この曲で僕がイメージしてたものと、制作中に読んだ『春と盆暗』という短編集マンガの『水中都市と中央線』。あるシーンが偶然リンクしていて、思わぬイメージの広がりを得た曲。うたってて自分でウットリする。

7. 愛された日々

バイトの休憩中に突然思いついたリフをこっそりボイスメモに録音。そこから曲になるまで一番時間がかかった曲。リフの音にびっくりしたり、笑ったりしてもらいたい。

8. 退屈な夢

できたメロディをあんまり変えずに、素直な方の頭で制作した曲。
はじけとんで若さ。思い切ってキャッチー。

9. グリード

世界なんて変えられない、そんなのは当たり前だけど、本気でなんでもできると思ってたあの頃の自分が恥ずかしくて、羨ましい。虚勢をはって今日もなんとか生きている。

10. ガール

メロディと歌詞が同時に浮かぶ時がある。
『誕生日もクリスマスも』
歌った事のないテーマで今までとは少し違った楽曲に挑戦できると思った。下手くそって思われてても気がつかない、冴えないプレゼントでがっかりさせるような、暗い物語の一服の清涼剤みたいなバカな男の子でいたい。

DATA

  • 2017.10.4 Release
  • DELICIOUS LABEL QECD-10005(BUMP-069)
  • ¥2,500(tax in)